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法テラとはどんな組織?

日本は法治国家、国民の安全は法律によって守られていることになっていますが、ニュースで報道されるような刑事事件でないとなかなかその効果というものを感じることはありません。
むしろ交通違反など取り締まりに頭を悩ませるぐらいで、「法律に守られている」とあまり感じることもありません。

 

特に債務整理などの借金問題の様な民事事件は警察が介入することもなく、法で守られていながらも自分で解決するしかないといった状況となっています。
それではいけない、法律をもっと身近に感じてもらおうということで国が法務省の管轄下として設立したのが日本司法支援センター、いわゆる法テラスというものです。

 

この法テラスは法律に関すること訴訟、弁護士などあまり身近ではないものと国民を結びつけるような活動をしており、複数の弁護士事務所などの大きな窓口としての機能も持っています。
訴訟大国といわれるアメリカでは弁護士さんと仲良くしている人も結構いらしいのですが、日本ではどうしても弁護士さんにお世話になるとか、訴訟を起こすということ自体が面倒臭いもの、恥ずかしいものという概念が強く、なかなか近づきにくいものとなっているですが、そういった部分を補うべく、日本全国に窓口を設け、いろいろな法律がらみの相談を受けているのです。

 

業務的は法的な相談や民事訴訟時の裁判費用の立て替え、国選弁護人や国選付添人の選任手続き、犯罪被害者への援助などを行っており、その中に借金返済に困ったり、債務整理を前提とした相談も含まれています。
ここでは借金の現状などを話し、どういった方向性でいけば今後まっとうな生活ができるようになるのかということ以外にもそれにまつわる法的なこともレクチャーしてもらうこともできるため、借金問題に全く知識がない方でも気軽に利用することができるようになります。
必要があれば、法テラスの一部である法テラス法律事務所を紹介してくれるので、その足で法テラス法律事務所に出向いて具体的な話をすることもできるようです。

 

いきなり弁護士事務所に足を運ぶというのは日本人にとっては中々敷居が高いものですのでこういったところから初めてその流れで弁護士さんに相談するとよいかもしれません。
法テラスは東京の中野区に本部を置きますが、そこだけでなく各県庁所在地に地方事務所という支部を置き、更に直系の法テラス法律事務所という弁護士常駐の事務所も構えているので比較的アクセスは楽でしょう。

法テラスの費用は安い!

法テラス、日本司法支援センターは法務省の管轄となる準独立行政法人として存在するので場合によっては費用が掛かります。
お役所で住民票をとるのでさえ費用が発生するぐらいですのでこういったところで費用が発生しても仕方がないでしょう。

 

ただ、費用が掛かるといってもある一定条件をクリアできなかった場合だけで基本的には無料で相談などを受けてくれます。
法テラスの無料相談を受ける条件は本人またはその家庭の収入と不動産などの資産の金額が既定の金額以下であること、例えば一人だけに関する相談であれば手取り月収が180万円以下、資産が180万円以下などといったものに該当する場合と債務整理にしても他の事件にしても少しでも勝ち得ることができる可能性があること、そして営利目的に使わないことです。

 

これに合致していれば、一つの相談に関して3回まで無料で相談を受けることができ、最適な相談先なども紹介してくれます。
一方、債務整理を行うために弁護士費用などの立て替え制度は、相談から審査を経て援助を受けることができるようになっているのですが、この場合は担当する弁護士が法テラスと契約していることが条件で、その条件と収入や資産などの条件をクリアすれば、立て替えを行ってくれます。
ということは一般の弁護士さんに相談してそこで発生した費用を立て替えてくれるということではなく、あくまでも法テラスの目の行き届く範囲でのことにしか対応できないということになります。

 

ただ、このお金はあくまでも立て替えであって、貸し付けではないので無利子ということになり、返還も無理のない毎月5000円とか10000円と言った金額で3年以内にすべてを返すことができるようにします。
ここまで見るとどの場合もほとんど費用は掛かることもなく、弁護士費用の立て替えにおいても指定された弁護士では一般の弁護士事務所よりも安い弁護士費用となるのでむしろプラスになるのではないかいと思われますが、万民が誰でも法テラスのサービスを受けることができるということではありません。

 

無料相談では、電話や最初に法テラス事務所に訪れた時に収入と資産を聞かれることになり、そこで条件をクリアしていればそのまま相談という流れとなりますが、そうでない場合は相談予約が取れなかったり、そのまま帰ることになるということです。
法律に関して間口を広くするといったことで作られた割にはいろいろと制約があるのも事実です。

法テラスの口コミは?

ある意味、国の機関といていい日本司法支援センター、法テラスですがこの法テラスを利用した方の意見などを見たり聞いたりするとあまり評判が良くないようです。
例えば任意整理の相談をしたとします。

 

まずは電話で相談予約をして、その日に相談に行きます。
3回まで無料ということでそれだけの回数があれば十分事足りるのですが、そこからいざ実際に法テラスしての弁護士さんによって任意整理を行うことになりました。
しかし、その弁護士さんからどう見てもやる気を感じない、それにどうやら債務整理を行うのが初めてかと思うくらい手続きなどに戸惑っている感じがするのです。

 

どうやら法テラスから紹介される弁護士さんは必ずしも相談内容に深く精通している方ばかりではないということらしいです。
病気でもそうですが難しい病気になればなるほど患者さんと医者の相性が重要になります。

 

それと同じで債務整理の様なデリケートな問題も本人と弁護士さんの相性が重要なのです。
離婚問題専門の弁護士さんに債務整理をお願いするというのもかなり無理があるようです。
それからやる気のなさを感じるのはどうやら法テラスからの報酬がかなり少ないからのようで、それによってどうしてもそういった傾向になりやすいということらしいです。
それが本当どうかはわかりませんが、そういった経験をした方が自分で探した弁護士さんとのやり取りの中でその違いを感じることがあったということです。
そういった悪い評判とは逆に一つ一つの弁護士事務所の様な敷居の高さを感じず、気軽行くことができるという評判もあるようです。

 

特に債務整理などの借金に関することは一種の端と考える方も多く、それによってそれが弁護士さんでもなかなか話すことができないというものがありますが、法テラスにはそういった方がたくさん来ますし、法テラス自体がそういった方を受け入れる構えができているのですんなりと相談までこぎつけることができるらしいです。
あとは弁護士費用の立て替えに関しても制度自体は評判がいいようです。
無利子の立て替えといって一時費用を借りる訳で、通常であればお金を借りる時は収入が高ければ高いほど借りやすくなるものですが、法テラスの立て替え制度は逆に一人当たりの収入や資産の限度がありそれよりも高い収入や資産、要するにお金のある人の方が立て替え制度を利用することが難しくなるのです。
お金がないから立て替えを利用する、理に適った制度だと思います。

 

立て替えの審査もその場で良し悪しが出るのも高評価で良くてもダメでもすぐに次の行動に移せるのはメリットでしょう。
評判というのは人それぞれですのでこういった意見が正しい意見と取るのは止めた方がいいかと思いますが参考にする程度であればいいのかもしれません。